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バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。
[記事] 「腸が細菌を選ぶ」へのコメント
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1stオーサーのRawls JF氏は他にどんなことをしているのかなと調べたら、2004年に以下のような報告を発表していました。
Gnotobiotic zebrafish reveal evolutionarily conserved responses to the gut microbiota. Proc Natl Acad Sci U S A. 2004 Mar 30;101(13):4596-601.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=150707
\n63&query_hl=3&itool=pubmed_docsum
2004年のPNASの報告では、ゼブラフィッシュの腸内細菌と遺伝子発現の関連が調べられており、微生物叢によって調節される遺伝子群が同定されています。それらの遺伝子には、上皮の増殖の刺激、栄養代謝の促進、内因性免疫反応などに関与する遺伝子が含まれていたとのことです。
腸内細菌と腸の反応を詳しく調べれば、クローン病や潰瘍性大腸炎等の腸疾患の治療法の開発に役立つ知見が得られるかもしれません。
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