内在性カンナビノイドの分解を防ぐ薬剤はパーキンソン病の新規治療法として有望
- 2007-02-11 - 脳線条体から黒質網様部(直接経路)と淡蒼球外節(間接経路)に投射される神経回路間の活性レベルの不釣合いがパーキンソン病に認められる運動障害の原因と考えられています。 (4 段落, 393 文字)
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http://www.biotoday.com/view.cfm?n=17943
このような点としての知見が、今回の研究(http://www.biotoday.com/view.cfm?n=17942)で線として繋がったといえるでしょう。
今後は、直接経路と間接経路の神経に特有のタンパク質を同定し、それらの生理機能を解明することで直接経路と間接経路を直接的または間接的にコントロールして病気を治療する薬剤の開発が促進されるでしょう。