Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。
化学放射線療法とMerck & CoのKeytrudaによる子宮頸癌初治療が生存改善達成
 ・ 誤記を訂正しました(陰性か陰性か→陽性か陰性の)
Novartisの発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)薬Fabhaltaを米国が承認
 ・ 誤解訂正。Fabhalta投与患者”殆ど”がヘモグロビン濃度2 g/dL以上の上昇を達成した旨に修正しました。

最適な内科的治療を受けている安定冠動脈疾患患者にPCIを実施しても死亡や心臓発作は減らない

  • 2007-03-28 - 新たな大規模試験(COURAGE試験)の結果、最適な内科的治療を受けている安定冠動脈疾患患者に経皮冠動脈インターベンション(PCI)を施しても死亡・心筋梗塞・その他の重大な心血管イベントのリスクは低下しないという明確な結論が得られました。 (7 段落, 626 文字)
  • [全文を読むには有料会員登録が必要です]
  • [有料会員登録がお済みの方はログインしてください]
  • [メールマガジン(無料)をご利用ください]
全文記事サンプル [全文読める記事の一覧です]
この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧
2007-03-31 | 投稿者 : skyteamさん
 待機的PCIが薬剤溶出ステントを使うようになってコストがかさんでいるというのもあるでしょうし(7000億円市場になっています>ステントだけで)、日本でも高齢化とかで今年だけで17万件のPCIが行われるのです…もちろん急性期治療には必要ですが、安定している安定狭心症に対して、本当にそれだけの費用対策効果があるのか?。そういう意味では後ろ側には保険支払う側(ここはコストを押さえたい)にとってみればインパクトあるんではないでしょうか?
2007-03-31 | 投稿者 : 清宮さん
SNさん、文献のイントロ部分に理由が簡潔に書いてありますのでご覧ください。具体定期には以下の一文がこの試験が実施された背景だと思います。

“the long-term prognostic effect of PCI on cardiovascular events in patients with stable coronary artery disease remains uncertain.”

skyteamさん、いつもコメントありがとうございます。この文献のイントロの部分にこう書いてあります。

recent registry data indicate that approximately 85% of all PCI procedures are undertaken electively in patients with stable coronary artery disease(全PCIのおよそ85%は安定冠疾患患者に対する待機的なPCIであることを示唆する報告があります。)

今回の試験結果を受けて安定冠疾患患者のPCIの実施率がどう変わっていくかと、その変化に伴う対費用効果などがアメリカでは調べられていくような気がします。
2007-03-31 | 投稿者 : SNさん
安定冠動脈疾患にPCIを実施しても、予後が改善されない、というのはPCIが実施され始めた頃から言われていたことだと思います。今ごろになって、どうしてNEJMに掲載されるような内容なのでしょうか?何かホットなトピックスがあったのでしょうか?
2007-03-30 | 投稿者 : skyteamさん
 特に日本では待機的PCIの成功率も高く、費用はかかりますが、安全性が高いという側面があります。ただ、この最適な治療によって症状がコントロールされているのであれば、PCIの適応からはハズレます。

 日本ではアメリカに比較すると心臓外科医は広く薄く全国に散らばっているので、PCIを選びがちです。問題は、コストとベネフィットに絡むことなので、もう少し他の研究も見てみたい気はします。日本ではPCIのやりすぎは否定できません(ですから同一部位は5年間に2回までという制限があるのですが守られているかは不明です)
会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。