ホルモン補充療法は卵巣癌のリスクを高める
Free!英国で実施された大規模な疫学試験・Million Women Studyのデータを解析したところ、ホルモン補充療法(HRT)を受けている女性はHRTの経験がない女性に比べて卵巣癌を発現するリスクが高いという結果が得られました。
HRTをしたことがない女性に比べて、HRTを受けている女性の方が卵巣癌を発現または卵巣癌で死亡するリスクがそれぞれ20%、23%高くなっていました。
5年間で、HRTを受けている女性1000人あたりの卵巣癌発現数は2.6人、HRTの経験がない女性1000人あたりの卵巣癌発現数は2.2人でした。
また、卵巣癌・乳癌・子宮内膜癌の全発現率は、HRTを受けている女性の方がHRTを受けたことがない女性に比べて63%高くなっていました。
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