Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)
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[記事]薬剤溶出ステントで治療された患者がクロピドグレルを長期使用すると死亡や心筋梗塞を予防できる」へのコメント

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「新しいものには懐疑的にならないといけないようですね」

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masa-kさん、コメントありがとうございます。

FDAの諮問委員会の結果を追っていきたいと思います。

JACCの12月19日号にDESの方が血栓形成によるものと思われる心臓発作または死亡が多かったというデータがあるとのことでしたので、JACC(http://content.onlinejacc.org/)を探してみたのですが、それらしい文献が見つかりませんでした。もう少し文献情報を詳しく教えてください。まだオンラインでも未発表でしょうか?

代わりに、ベアメタルステントよりも薬剤溶出ステントの方がvery late thrombosis (ステント後1年を超えて起きる血栓イベント)がおきる割合が高いことを示すメタ解析の結果がAm J Med誌に報告されていました(以下)。

Late thrombosis of drug-eluting stents: a meta-analysis of randomized clinical trials. Am J Med. 2006 Dec;119(12):1056-61.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=171452
\n50&query_hl=2&itool=pubmed_docsum


以下のような報告もありますし、新しい技術や処置は極力懐疑的な視点で判断していく必要があるようです。

 ▽心筋梗塞後に経皮冠動脈インターベンションを実施しても転帰は改善しない
 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=16316

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「DES論文/もう一報もBMSより血栓易形成とのこと」

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HealthdayのニュースではJAMA論文と供にスイスでのDESとBMSの比較論文(JACC12月19日号)が紹介されていました。その中ではDESの方が血栓形成によるものと思われる心臓発作または死亡が多かったというデータもあったようです。また、同じ日にFDAにDESを含めたステントの安全性を諮問する動きがあるニュースもありました。DESの安全性や費用対効果の論議が盛んになるような気がしました。

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2006-12-06 - 冠動脈疾患を薬剤溶出ステント(DES)またはベアメタルステント(bare-metal stent、BMS)で治療された患者がクロピドグレル(clopidogrel)を使用したときの長期転帰を評価した観察試験の結果が発表されています。
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