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バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。
[記事] 「Merck社 大規模従業員削減、売り上げ予想の修正、つくば研究所の閉鎖を含む研究組織再編を発表」へのコメント
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日本を支えていく輸出産業として現在は機械・自動車がありますが、いずれこれらは中国・インドに肩代りされます。
将来は医薬産業を主体としたバイオ産業を育成してこれに代わる産業としていきたいと政府の高級官僚(経産省・文科省・厚労省・農水省)は考えていると思います。故にあれだけの研究投資がこの領域に為されているわけです。
外資の研究機関が撤退していくという事は、日本のサイエンス&研究の環境に魅力を感じていないという事です。外資は中国への研究投資はむしろ増やしております。
各方面からの研究投資が為されなければ、時間が掛るバイオ産業を育成することは難しくなります。
如何にして世界から投資を呼び込む政策を練るかが、政治の大きな課題ではないでしょうか?又大学研究機関の研究のイノベーションと効率性を実現するための大胆な再構築も必須です。我々は、この間の外資の大きな判断を重く捉えるべきです。
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真の研究者はどこにいても仕事が出来る。現に、米国の研究所へ出向した研究者で、研究環境の良さから、日本へ帰りたくないと言う事例も少なからず見聞きしている。
【清宮のコメント】個人の心構えとしてSanctusさんがおっしゃるようなどこでもやれるという心構えは大変重要だと思います。研究者に限らずどの職種でもそのような意識は必要だと思います。
ただ、国全体としてみた場合には研究所がどんどん撤退してしまうというのはさびしいです。外国の研究者や企業にとって日本で働くまたは研究所を設立するというのが一つの魅力的な選択肢であって欲しいと思います。ますますそういう国にするにはどうしたら良いんでしょうか?
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万有は国内証券市場に上場していないことから、メルクがつくば研究所を撤退し、実質、万有製薬が解散することはあまり世間に広まっていないような印象です。
マスコミ報道も一般紙はなく、日経新聞ぐらいじゃないでしょうか?
前々から治験の空洞化は問題となっていましたが、研究に関しては日本は国を挙げて(予算を投入して)取り組んできた歴史もあるだけに、国は、海外大手製薬企業が日本の研究拠点をどのように考えているのかをヒアリングし、早急に対策をとるべきだと思います。
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コメントを頂くまでつくば研究所の閉鎖は存じませんでした。
ほんとに空洞化ですね。もし外資を誘致あるいは留まらせるには何か特色を打ち出さないといけないように思います。
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日本は研究所の空洞化がおきそうですね・・・
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Merck社 大規模従業員削減、売り上げ予想の修正、つくば研究所の閉鎖を含む研究組織再編を発表
2008年10月22日、Merck(メルク)社は、3Qの業績発表、困難な経済環境と医薬品売り上げ低迷による長期売り上げ予想の修正、従業員12%の削減を発表しました。