Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)
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[記事]ベータ・ラクタム系抗生物質はグルタミン酸トランスポーターの発現を亢進してグルタミン酸の神経毒性を抑制する」へのコメント

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「ALSを対象にしたセフトリアキソンの第3相試験が進行中」

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この報告に関連したコメントがNEJM誌(1)に発表されています。

また、Clinicaltrials.govによると、National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS) の出資によってALSを対象にしたceftriaxone(セフトリアキソン)の第3相試験がアメリカで進行中です(2)。

ALSを対象にしたセレコキシブ(celecoxib)の臨床試験は残念な結果となってしまいましたが(3)、セフトリアキソンの臨床試験はうまくいって欲しいと思います。

願わくは、こういう海外の臨床試験に日本も積極的に関与していって欲しいと思います。

(1)Amyotrophic lateral sclerosis--a new role for old drugs. N Engl J Med. 2005 Mar 31;352(13):1376-8.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=158002
\n36&query_hl=5&itool=pubmed_docsum


(2)Clinical Trial Ceftriaxone in Subjects With ALS
http://www.clinicaltrials.gov/ct/show/NCT00349622?order=1

(3)Trial of celecoxib in amyotrophic lateral sclerosis. Ann Neurol. 2006 Jul;60(1):22-31.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=168022
\n91&query_hl=7&itool=pubmed_docsum

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2005-01-08 - ベータ・ラクタム(Beta-lactam)系の抗生物質は、グルタミン酸トランスポーター・GLT1の遺伝子発現を亢進させて、グルタミン酸の神経毒性を防ぐ作用があると分かりました。
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