Applied社のガラクトース血症薬のPh3失敗〜しかし承認申請を目指す
 ・ Ph3試験の名称の誤解を訂正しました(AT-007→ACTION-Galactosemia Kids)
Aldeyra社の嫌な予感通り米国FDAがドライアイ薬reproxalapを承認せず
 ・ 誤記を訂正しました(来月注→来月中)
Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。

炎症性腸疾患へのPrometheus社の抗TL1A抗体のPh2試験で良い結果が得られた

Free!
2022-12-08 | コメント

先立つ治療が失敗した潰瘍性大腸炎(UC)へのPrometheus Biosciences社の抗TL1A(TNF様リガンド1A)抗体PRA023のプラセボ対照第2相試験(ARTEMIS-UC)で4人に1人を超える26.5%の被験者が寛解を達成し、プラセボ群のその割合1.5%を有意に上回りました。

別の炎症性腸疾患(IBD)・クローン病(CD)を対象にした対照群なしのPh2a試験APOLLO-CDでも有望な結果が得られています。

APOLLO-CDも先立つ治療が失敗した患者を対象にしており、それら先立つ治療失敗CD患者の26%が内視鏡所見改善(SES-CDが半分以下に低下)を達成しました。また、約2人に1人(49%)は実害軽快(clinical remission;CDAI 150点以下)に至っています。

両試験では効果予想検査(companion diagnostic、CDx)も検討され、その検査での選定(CDx+)患者にPRA023はより有効でした。

Prometheus社はCDx性能の更なる検討を続けると共にUCとCDへのPRA023の第3相試験を来年2023年中に開始します。

この記事のカテゴリ
関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。