細胞外の蛋白質分解剤を開発するAvilar Therapeutics社が6000万ドル調達

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2021-11-20 | コメント

Arvinas, C4 Therapeutics, Frontier Medicines, Vividionなどの細胞内蛋白質分解剤開発会社に投資してきたRA Capitalがその裾野を広げて細胞外の蛋白質分解剤を開発するAvilar Therapeutics社を設立して6000万ドルを授けました。

同社のATAC(ASGPR Targeting Chimera)という名称の細胞外蛋白質分解剤は肝細胞がアシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)を介して蛋白質を飲み込んで分解する仕組みを利用します。

ATACの二機能の一翼が体内を巡る病因蛋白質に結合し、もう一翼がASGPRに結合して両者を橋渡しします。そうしてASGPRは病因蛋白質を捉えてエンドリソソームに送り込んで分解へと至らしめます。

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