PfizerがPh1試験段階の不出来なB7-H4標的ADC・felmetatug vedotin開発中止
 ・ B7H4Vの価値損失を短く追記しました。
Algiax社の非オピオイド薬AP325がPh2試験で術後神経痛を緩和したと報じられた
 ・ 誤解を訂正しました。プラセボ群のその割合は5人に1人ほど(21%)、、、→プラセボ群のその割合は9人に1人ほど(11%)、、、
Anthos社の抗凝固薬abelacimabの出血がXareltoより62%少なくて済んだPh2論文
 ・ 誤解を訂正しました(第IX因子→第XI因子)

LillyやJ&Jの買い物交渉が報じられている〜GSKは事前の報道の通りIDRx社を買う

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2025-01-13 | コメント

進行固形癌相手のPh1/2試験が進行中のPI3Kα阻害薬STX-478を擁するScorpion Therapeutics社をEli Lillyが多ければ25億ドルで買う話し合いが進行中で煮詰まっていると報じられています。

また、統合失調症/双極性うつ病薬Caplytaを売る時価総額100億ドルのIntra-Cellular Therapies社をJ&Jが買おうとしているとも報じられています。

さらに、GSKがやはり抗癌剤開発のIDRx社を多ければ10億ドルで買う話し合いが結論に近づいていると報じられ、実際に買うことが決まりました

IDRx社の買収でGSKは消化管間質腫瘍(GIST)治療としてPh3試験段階に進むKIT阻害薬IDRX-42を手に入れます。

Ph1/1b試験StrateGIST 1のPh1段階の去年9月末時点の結果、先立つ治療を経ていてKIT変異があるGIST患者87人のうち25人がIDRX-42治療で奏効に至っています(奏効率29%;25/87人)。

予定されているIDRX-42のPh3試験の名称はStrateGIST 3です。定番薬imatinib(イマチニブ)による初っ端治療に失敗した転移性/切除不能GIST患者へのIDRX-42による二番手治療が検討されます。

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