大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

複製可能なHIVがゲノムに一切見当たらないHIV感染患者2人目が見つかった

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2021-11-18 | コメント

複製可能なHIVがゲノムに一切見当たらないHIV感染患者が再び見つかりました。

HIVは感染した人の細胞のゲノムに己のゲノムを忍ばせて備え(reservoir)を作り、その備えから新たなウイルスが次々に作られます。

一握りの人はそういう複製可能HIVがゲノムに居座ってしまうことは許しつつもHIVが増えることを薬なしで食い止めることができます。

さらには、複製可能なHIVがゲノムに居座ることを許さずにHIV増殖の根源を絶つ(sterilizing cure)こともできる患者が去年Natureに報告されました。

同じ研究チームがそういうHIV根源断ち患者2人目を発見し、今回は臨床雑誌の最高峰の一つAnnals of Internal Medicine誌にその検討成果を報告しました。

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