Relmada社のNMDA阻害剤REL-1017(D体メサドン)の大うつ病Ph3試験失敗
 ・ 試験名”RELIANCE III”を追記しました。
Roivant子会社Kinevantの肺サルコイドーシス薬namilumabのPh2試験失敗
 ・ 誤記を訂正しました(被験者割合がプラセボと差がつきませんでした。→被験者割合の比較でプラセボに勝てませんでした)
脳出血に中医薬FYTF-919(Zhongfeng Xingnao)無効
 ・ 誤記を訂正しました。漢方薬→中国伝統薬(中医薬、traditional Chinese medicine)

第一三共が韓国Alteogen社の技術頼りのエンハーツ皮下注射剤の開発に取り組む

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2024-11-10 | コメント

第一三共とAstraZenecaのもしかしたらここのところ伸び悩んでいるかもしれない昨年2023年売り上げ25億6600万ドル($2,566m)の静注の抗癌剤Enhertu(エンハーツ;trastuzumab deruxtecan、トラスツズマブ デルクステカン)の皮下注射剤開発に韓国のAlteogen社が協力します。

第一三共はひとまず2000万ドルを払ってEnhertu皮下注射剤の開発にAlteogen社のヒアルロニダーゼ技術ALT-B4を利用する権利を手にします。

AstraZenecaのこの7月の発表によるとEnhertuの今年前半(1-6月)のドル換算の売り上げは17億7200万ドルで、1-3月は8億7900万ドル4-6月は8億9300万ドル($1,772m−$879m)でした。よって4-6月は1-3月に比べて1.6%しか増えていません

第一三共の先月末の発表によるとEnhertuの今年1-3月、4-6月、7-9月の円換算の売り上げはそれぞれ1,199億円、1,296億円、1,317億円であり、4-6月は1-3月に比べて8.1%ほど増えていますが、7-9月は4-6月に比べて1.6%しか増えていません。

AstraZenecaは12日火曜日に7-9月の決算を発表します。そのときにEnhertuのドル換算の7-9月売り上げが明らかになるでしょう。

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