MerckのHIV薬islatravirのより低用量のPh3試験が始まる〜Ph2も用量引き下げ
 ・ islatravir月1回投与のHIV予防の開発が中止された旨追記しました。
キメラ抗原受容体T細胞治療で全身性エリテマトーデス患者5人が長く寛解を維持
 ・ 寛解の持続について訂正しました(長ければ17か月もの寛解→長ければ治療後17か月時点での寛解)
非小細胞肺癌へのAmgenのKRAS阻害剤sotorasibのPh3試験で生存改善認められず
 ・ 関連ニュースを追加しました。

脂肪肝減少を達成したPoxel社のNASH薬PXL065第2相試験の良好な生検結果続報

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2022-09-22 | コメント

MRI造影で見積もった肝脂肪の減少(主要目標)を達成したことが先月末に発表済みのPoxel社の非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)薬PXL065(ピオグリタゾンR-立体異性体)第2相試験での良好な肝組織生検結果が続報されました。

同剤の低〜高用量(7.5 mg, 15 mg, 22.5 mg)はNASH患者の肝脂肪を有意に20%ほど減らしました。プラセボ群の肝脂肪はほぼ変わらず仕舞いでした(2.4%上昇)。

生検の結果、NASH悪化なしで肝臓線維症が1段階以上改善した患者の割合はPXL065投与群では31-50%、プラセボ群では2割足らずの17%でした。

線維症悪化なしで脂肪性肝疾患(NAFLD)活動性指標が2点以上改善した患者の割合もより高用量のPXL065投与群がプラセボ群を上回りました(50% vs 30%)。

線維症が1段階以上改善してNASHが解消した患者の割合はPXL065投与群全般では26%、プラセボ群ではその半分の13%でした。

ピオグリタゾンを使いにくくしている副作用と関連するPPARγ活性は出しゃばらないようにしてそれ以外の同剤の作用を担うことをPXL065は目指します。今回の試験の結果、PPARγ絡みの副作用・浮腫の発現率は低く、治療とは関連しませんでした。また、PPARγ絡みの副作用として体重増加が知られていますが、体重の用量依存的増加は認められませんでした。ただし、PXL065高用量(22.5 mg)投与群の体重増加はプラセボを0.68 kg上回りました。

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