Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。
化学放射線療法とMerck & CoのKeytrudaによる子宮頸癌初治療が生存改善達成
 ・ 誤記を訂正しました(陰性か陰性か→陽性か陰性の)
Novartisの発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)薬Fabhaltaを米国が承認
 ・ 誤解訂正。Fabhalta投与患者”殆ど”がヘモグロビン濃度2 g/dL以上の上昇を達成した旨に修正しました。

真菌と癌の関連の全容が初めて報告された

Free!
2022-10-04 | コメント

細菌やウイルスと癌の関連に比べてよく分かっていない癌と真菌の関連の全容が初めて示されました。

カリフォルニア大学の科学者等が率いた国際的な研究では35種類の癌と真菌の面々との関連の全容が示されました。

成果の一環として癌の予後と幾つかの真菌の関連が判明しました。たとえば先立つ研究で膵癌との関連が知られるマラセチア(マラセジア)真菌Malassezia globosaが居る乳癌患者は短命なことが示されました。

また、真菌の殆どは細菌と同居しており、お互いが競争相手である他の住処と違って癌はどうやら真菌と細菌の両方を許容する環境となっているようです。

コーネル大学の科学者等が率いた別の研究では胃腸・肺・乳房の癌が調べられ、カンジダ・ブラストミセス・マラセチア属の真菌がそれぞれに多いことが示されました。胃腸の癌でカンジダが多いことは炎症を促す遺伝子の活性亢進、転移しやすいこと、短命であることと関連しました。

関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。