Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)

骨髄増殖性疾患の急性白血病への転化をDUSP6-RSK1経路の阻害剤で防ぎうる

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2022-12-31 | コメント

慢性の血液癌・骨髄増殖性疾患(MPN)の続発性/二次性急性骨髄性白血病(sAML)への転化をホスファターゼ・DUSP6発現亢進が支えており、その阻害剤でMPNやsAMLの進行を抑制しうることがマウス実験で示されました。

また、S6キナーゼ(RSK)1がDUSP6の手下として働くとわかりました。

臨床試験で使えるDUSP6阻害剤はありませんが、RSK阻害剤ならすでにPh1試験段階に至っているものがあります。

MPNの治療にはJAK2阻害剤が主に使われますが、その投与にもかかわらず悪化しているMPN患者へのそのRSK阻害剤PMD-026追加でsAMLへの進展を防げるかどうかを調べる臨床試験を研究者は想定しています。

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