Ionis社の家族性カイロミクロン血症症候群薬olezarsenのPh3試験が目標達成
 ・ トリグリセリド低下が有意だったのは高用量投与群のみである旨追記しました。
T細胞をリンパ腫治療にあたらせるAbbVieの抗CD20二重特異性抗体をFDAが承認
 ・ タイプミスを訂正しました(T細胞紐づける→T細胞に紐づける)
腎疾患患者へのLilly/BoehringerのSGLT2阻害剤Jardianceの使用を米国が承認
 ・ Jardianceの売り上げを短く追記しました。

亜ヒ酸で復活する変異p53の特徴が判明

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2023-04-08 | コメント

多くの癌で腫瘍抑制因子p53が働けないように変異しています。最近の研究で亜ヒ酸(三酸化ヒ素、ATO)が変異p53幾つかの抗腫瘍活性を復活させる働きを担うことが分かっています。

ATOのその効果がp53の変異部分が溶媒とどれだけ接しているか(solvent accessibility)や変異p53の低温でのDNA結合能(temperature sensitivity)によって左右されることが新たな研究で示されました。

また、ATOが変異p53の多くを復活させうることも示され、ATOが相手しうるp53変異の情報(www.rescuep53.net)に基づいて治療抵抗性固形癌患者を組み入れているPh2試験が進行中です。

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