大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

体を不自由にする強皮症Disabling pansclerotic morpheaの症状がruxolitinibで解消

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2023-06-01 | コメント

治り難い傷、拘縮・筋骨格萎縮・関節強直へと至る線維症、血球減少症、低ガンマグロブリン血症、扁平上皮癌を引き起こして体を不自由にする強皮症(Disabling pansclerotic morphea、DPM)の患者はSTAT4を働きすぎにする変異を有しており、JAKとSTATの信号伝達を断つJAK阻害剤ruxolitinib(ルクソリチニブ)で患者の症状が改善しました。

ruxolitinibは害を及ぼすことなくDPM患者の炎症指標や症状を解消しました。同剤が投与された2人のうち1人の発疹や口の潰瘍が概ね解消しました。また、もう1人への同剤投与で肺高血圧症が改善し、好中球減少症が解消し、炎症指標が正常化し、貧血が和らぎ、血小板減少が落ち着きました。

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