神経疾患薬開発会社Rapport社がさらに1億5千万ドルを調達
 ・ 誤字を訂正しました(聞かない→効かない)
Viking社の経口肥満薬VK2735が順調なPh1試験滑り出し〜今年後半にPh2試験開始
 ・ 2段落目の間違いを訂正しました〔同剤最高用量(40 mg)投与群8人の体重が8日間に平均で5.3%減り、、、→同剤最高用量(40 mg)投与群”7”人の体重が”28”日間に平均で5.3%減り〕。
肺を再生させる吸入薬の人への投与開始
 ・ GLP-2模倣薬の解説を追加しました。

Lillyの肥満/糖尿病薬Zepbound/Mounjaroが卸の在庫過剰を背景に売上目標未達成

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2024-10-31 | コメント

Eli Lillyの人気の肥満/糖尿病薬Zepbound/Mounjaro(tirzepatide)の3Q売り上げが2Q末時点の卸(流通会社)の在庫過多の影響を背景にしてアナリスト予想に届かず、火曜日には900ドルほどだった同社の株価が水曜日に一時は800ドル未満に下落しました。

糖尿病薬Mounjaroの3Q売り上げをアナリストは40億ドルほどと予想していましたが、実際には31億ドルでした。肥満薬のZepboundの3Q売り上げのアナリスト予想は17億ドルほどで、実際は13億ドル弱でした。

卸は新規の注文をせずに在庫を捌いたようだとのアナリスト見解がReutersで紹介されています。

売り上げは予想に達しなかったものの使用患者は増えており、米国での3QのZepboundの処方数は一週間あたり平均およそ14万件増加しました。2Qでの一週間あたりの処方の増加は平均9万件強ほどでした。

Lillyの株価は水曜日の取引開始直後には800ドル未満に下落しましたがその後幾らか回復し、水曜日の終値は前日終値より57ドルほど安い847ドルほどでした。

供給が需要に追いついていなかったZepboundの宣伝をLillyはこれまでしていませんでしが、知ってもらう取り組みをいよいよ始める(So I think it is time to introduce the brand)とLillyのCEO・David Ricks氏は3Q決算説明会で話しています。

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