PfizerがPh1試験段階の不出来なB7-H4標的ADC・felmetatug vedotin開発中止
 ・ B7H4Vの価値損失を短く追記しました。
Algiax社の非オピオイド薬AP325がPh2試験で術後神経痛を緩和したと報じられた
 ・ 誤解を訂正しました。プラセボ群のその割合は5人に1人ほど(21%)、、、→プラセボ群のその割合は9人に1人ほど(11%)、、、
Anthos社の抗凝固薬abelacimabの出血がXareltoより62%少なくて済んだPh2論文
 ・ 誤解を訂正しました(第IX因子→第XI因子)

新薬への支払いが英国イングランドの健康をむしろ損なわせた

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2024-12-26 | コメント

費用を国が持つことにした英国の新薬は患者の幾らかは助けたかかもしれませんが、他の病気の手当てへの支払いが損なわれたことでより多くの人の健康がその犠牲となりました。

費用国持ちの新薬は英国イングランドで2000-2020年に751億ポンドの出費と引き換えに375万の十全の生存年(quality-adjusted life-year, QALY)を生み出しました。もしその費用が既存の公的医療に使われていたらもっと多い500万QALYを生み出せたと推定され、NICEが使用を許可した新薬はイングランドの健康125万QALY分をふいにしました。

新薬で直接利する人と新薬の世話のせいで健康の犠牲を強いられる人の釣り合いを考慮したうえで新薬への支払い方針を決める必要があると著者は言っています。

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