Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)

どの治療戦略をとってもリウマチの最終的な疾患転帰は同等になる【オープンアクセス文献】

  • 2007-03-22 - 新たな試験の結果、最初から併用療法で治療するとリウマチ症状の早期改善が見込めるが、最終的にはどんな治療戦略をとってもリウマチ症状のコントロールは同程度になると示唆されました。 (6 段落, 501 文字)
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コメント一覧
2007-03-26 | 投稿者 : masa-kさん
 この論文は各群とも患者の効果を確認しながら治療変更が出来るというプロトコールなので抄録だけでの判断はしない方がよい内容かと思われました。ある意味で実地医療的な面がありますので、リウマチを診ている医師が論文を読むべき内容ではないでしょうか。この論文は以前に発表されている論文(BeSt)の解説或いはレビュー的な論文ではないでしょうか。結論は早期関節リウマチ患者に対しては早いうちに併用療法すべきということになるのでしょう。

以上
2007-03-22 | 投稿者 : 清宮さん
U5_Ebi_Westさん、コメントありがとうございます。

この記載は文献のMethodの以下の部分を参照しました。U5_Ebi_Westさんはエディトリアルの方を参照されていると思います。

私の記載は、確かに意味合いが異なってしまいますので、U5_Ebi_Westさんのコメントとアブストの記載に沿って以下のように訂正したいと思います。

「およそ500人のリウマチ患者がシークエンシャル単剤治療、ステップアップ併用治療、漸減する高用量プレドニゾンを用いる併用療法、インフリキシマブ(infliximab;レミケード)を用いる併用療法いずれかに割り振られました。」

グループ1〜グループ4でのメトトレキセートとインフリキシマブ併用治療の割合はそれぞれ27%、7%、13%、18%でした。グループ1でも併用治療が施された患者さんは結構多かったようです。

【Methodの患者群の説明】
Patients in group 1 started with methotrexate, followed subsequently by sulfasalazine, leflunomide, methotrexate with infliximab, gold with methylprednisolone (intramuscular), methotrexate with cyclosporine and prednisone, and azathioprine with prednisone.

Patients in group 2 started with methotrexate, followed subsequently by methotrexate with sulfasalazine, methotrexate with sulfasalazine and hydroxychloroquine, methotrexate with sulfasalazine, hydroxychloroquine and prednisone, methotrexate with infliximab, methotrexate with cyclosporine and prednisone, leflunomide, and azathioprine with prednisone.

Patients in group 3 started with the combination of methotrexate, sulfasalazine, and tapered high-dose prednisone (2), followed subsequently by methotrexate with cyclosporine and prednisone, methotrexate with infliximab, leflunomide, gold with methylprednisolone, and azathioprine with prednisone.

Patients in group 4 started with the combination of methotrexate and infliximab, followed subsequently by sulfasalazine, leflunomide, methotrexate with cyclosporine and prednisone, gold with methylprednisolone, and azathioprine with prednisone.
2007-03-22 | 投稿者 : U5_Ebi_Westさん
>企業がスポンサーのこの非盲検の試験では、およそ500人のリウマチ患者がシークエンシャル単剤治療(3種類の単剤治療を経てから併用療法に移行)、ステップアップ併用治療(1種類の単剤治療からすぐに併用療法に移行)、2種類の併用療法(単剤治療を経ずに最初から併用療法を実施)のいずれかに割り振られました。

と書かれていますが文献を拝見させていただくと:

single DMARD =単剤治療(group 1)
step-up to a combination of 3 DMARDs =ステップアップ治療(group 2)
methotrexate, sulfasalazine, and high-dose prednisone =3DMARDs併用治療(group 3)
the combination of methotrexate plus infliximab =生物学的製剤併用治療 (group 4)

と書かれていますから意味合いが違いませんか?
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