大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

オミクロン株に特有の挿入変異を同定〜ヒトの一部らしく見せることに貢献?

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2021-12-04 | コメント

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)オミクロン(Omicron)株の数ある変異の少なくとも1つは感染した細胞にたまたま居合わせた別のウイルス配列かヒトゲノムの一部を拾い上げることで備わったようです。

その挿入変異ins214EPEの配列はこれまでのどのSARS-CoV-2に見当たりませんが、風邪の原因ウイルスなどの他のウイルスの多くにはいくらでも存在します。また、ヒトのゲノムにも存在します。

そういう配列を取り込むことでオミクロン株は自身をヒトの一部のように見せかけ(more human)、そういう人間らしさが免疫に捕まり難くなることに貢献しているのかもしれないと著者は言っています。

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