Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)

非心臓手術患者の深部体温は35.5℃維持で十分〜それ以上にする必要はなさそう

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2022-04-06 | コメント

合わせて1100人足らずの小規模無作為化試験一揃いのまとめ解析の覚束ない裏付けなどを頼りに非心臓手術患者を温める必要があるとの方針があちこちで示されています。そうする余裕がある国では加温が手術準備の一つとなっており、36℃未満であることは不出来とみなされます。

中国の12病院と米国のCleveland Clinicで実施された被験者およそ5千人の無作為化試験PROTECTの結果、非心臓手術患者を深部体温37℃を目標にせっせと温めたところで心血管一大事(トロポニン上昇、心停止、死亡)の発現率は35.5℃目標の深部体温管理と変わりありませんでした。

手術患者の深部体温は35.5℃を保てば十分事足りるようだと著者は言っています。

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