Na-Ca交換輸送体3型の活性化剤で痛みを抑制しうる
Free!痛み刺激が繰り返されて生じる痛み感受性の亢進を抑える役割を脊髄後角ニューロンのナトリウム-カルシウム交換輸送体3型(NCX3)が担っており、NCX3を増やすことでマウスの痛みが緩和しうることが示されました。
NCX3は神経の活動の後に溜まる過剰なカルシウムの排出を助けます。
NCX3の活性化剤で病的な痛みの蓄積を減らせそうです。
NCXのアイソフォームに特有のカルシウム結合領域を狙うことでNCX3のみを活性化する低分子化合物を生み出せるかもしれません。
- Discovery of gene involved in chronic pain creates new treatment target / Oxford University
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