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バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。
[記事] 「Eli Lilly社とAmylin社 2型糖尿病の治療薬としてBYETTAがヨーロッパで承認された」へのコメント
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http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2007/05/08/ndiabetes108.xml
Gila monsterの唾液に存在するexendin-4という物質の合成バージョンがexenatideです。
Gila monsterは1年に3-4回しか食べず、exendin-4は食物がゆっくり消化されるのを助けていると考えられているとのことです。
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コストまで書いてあってとても参考になりますね。
この文献(1)のTable.3には第2、3世代の2型糖尿病治療薬のコストが書いてあります。
卸し購入価格で以下のようになっているようです。
薬剤名 バイアル/錠剤あたりの値段 1ヵ月あたりの費用
Exenatide 5 mcg 1日2回 $155.82 $155.82
Exenatide 10 mcg 1日2回 $182.85 $182.85
Rosiglitazone 2 mg 1日2回 $1.92 $115.60
Rosiglitazone 4 mg 毎日 $2.75 $82.52
Rosiglitazone 4 mg 1日2回 $2.75 $165.00
Rosiglitazone 8 mg 毎日 $5.09 $305.66
Repaglinide 0.5 ,1, 2 mg $1.11 $66.60-$133.20
Insulin glargine $62.28 色々
Insulin NPH $27.67 色々
1ヵ月あたりの価格としてはロシグリタゾンのヘビーユーザーの方がExenatideよりも高くなるんですね。
(1)Exenatide (Byetta) as a novel treatment option for type 2 diabetes mellitus. Proc (Bayl Univ Med Cent). 2006 July; 19(3): 281284.
http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?artid=1484540
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Exenatide (Byetta) as a novel treatment option for type 2 diabetes mellitus
http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?artid=1484540
によれば、年間コストは1800-2200ドルという感じみたいですね。
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Eli Lilly社とAmylin社 2型糖尿病の治療薬としてBYETTAがヨーロッパで承認された