抗生物質ノシヘプタイド合成酵素のかつてないカルボキシル基転移機構が示された
- 2016-03-20 - グラム陽性病原体の幾つかの多剤耐性株への高い活性が確認されている大環状チオペプチド抗生物質・ノシヘプタイド(nosiheptide)の生合成に寄与するL-トリプトファン→メチルインドール酸(methylindolic acid)変換酵素・NosL(トリプトファンリアーゼ)は意外なラジカル中間体を形成してその反応を進めることが示され、かつて記録されたことないカルボキシル基転位(Cα→C2)を介してCα-C結合を切る仕組みが支持されました。 (2 段落, 303 文字)
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