SNCG阻害ペプチド・ANKはパクリタキセルに対する乳癌細胞の感受性を亢進する
Free!Synuclein-γ(γシヌクレイン、SNCG)は乳癌の発現に関与しています。SNCGは進行した乳癌や転移乳癌で高発現しており、正常な乳房では発現していません。
SNCGはチェックポイントキナーゼ・BubR1と相互作用することが知られています。
新たな研究から、SNCGとBubR1の相互作用を阻害する新規ペプチド・ANKは、SNCGを介したパクリタキセル治療耐性を3.5倍軽減すると分かりました。
SNCGとBubR1の相互作用を阻害することでANKは微小管阻害薬耐性を軽減していると示唆されました。
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