三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

リウマチ性多発筋痛症や巨細胞性動脈炎にレミケードは無効

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2007-05-01 | コメント

新規診断患者を対象にした2つの小規模試験の結果、リウマチ性多発筋痛症や巨細胞性動脈炎に対するステロイド治療に抗TNF抗体・REMICADE(レミケード;infliximab、インフリキシマブ)を追加投与しても更なる改善は期待できないと示唆されました。

2つの試験では、ステロイド暴露の軽減を目的としてレミケードが使用されました。

2つの試験には共に新規診断患者が参加し、急速にステロイドを減量しつつレミケードまたはプラセボが併用されました。

この結果、残念ながらステロイド+プラセボ投与患者に比べてステロイド+レミケード治療で再発の割合が低下するという結果は得られませんでした。

この文献に関連したエディトリアルには、ステロイドが依然としてこれらの疾患の治療の要であると記載されています。

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