LillyとRocheの薬剤がアルツハイマー病予防試験に選ばれた
- 2012-10-11 - 米国ワシントン大学による若年性アルツハイマー病予防試験の対象薬にEli Lilly(イーライリリー)社とRoche(ロシュ)社のAβ標的モノクローナル抗体
solanezumab(ソラネズマブ)と gantenerumab(ガンテネルマブ)が選ばれました。 (4 段落, 317 文字) - [全文を読むには有料会員登録が必要です]
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ではアミロイドが健常者から初期患者、また初期患者から中等度の患者への移行の主たる原因でしょうか?
1つ大きな疑問があります。それは健常者で既にアミロイドが十分存在している、それも10数年前からそうなのだそうです。では健常者のアミロイドと初期の患者のアミロイドに違いがあるのですか?忘れましたが、初期の患者と健常者のアミロイドには根本的な違いがないという論文がありました。ではこの健常者と初期患者に違いを引き起こしているのはなんですか?アミロイドではないはずです。
ではその未だ不明の状態でアミロイド療法を行って、果たして有効な結果を期待する根拠はなんでしょうか?ある方々はアミロイドの生理機能を喪失させてしまって、大丈夫なのだろうかという危惧を抱いている方々もおりますが、本当に大丈夫なのでしょうか?