Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

多発性骨髄腫の起源細胞の同定

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2003-12-18 | コメント

多発性骨髄腫の起源(由来幹細胞)と考えられる細胞がジョンズ・ホプキンス大学の研究者等によって同定されました。


2003年11月20日のBlood誌オンラインバージョンに発表されています。

多発性骨髄腫細胞ラインはCD138の発現を特徴とします。しかしCD138は分化が完了したB細胞上にしか発現しておらず、クローン化可能な多発性骨髄腫の起源細胞はCD138発現細胞以外にあると考えられてきました。

研究の結果、CD138細胞に比べてクローン化能力が高い「CD138を発現していない細胞(CD138neg細胞)」が多発性骨髄腫細胞ライン中に5%未満の割合で含まれるていることがわかりました。

おそらくこのCD138neg細胞が多発性骨髄腫の起源細胞であり、CD138neg細胞が分裂して悪性のCD138細胞に分化していくと考えられました。

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