基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

Leeds Teaching Hospitals 未治療B細胞慢性リンパ球性白血病(B-CLL)患者を対象にしたMabCampath (alemtuzumab) の第3相試験結果を発表

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2006-06-06 | コメント

2006年6月5日、Leeds Teaching Hospitalsは、未治療B細胞慢性リンパ球性白血病(B-CLL)患者297人を対象にしたMabCampath (alemtuzumab) の非盲検第3相試験の中間解析結果をAmerican Society of Clinical Oncology(ASCO)で発表しました。

現在、多くの医師がchlorambucil(クロラムブシル)はB-CLLの1stライン標準療法とと考えています。

試験の結果、クロラムブシルに比べて抗CD52抗原モノクローナル抗体・Alemtuzumabの奏功率は有意に優れていました(83% vs 56%、P<0.0001)。完全寛解率はAlemtuzumab投与群で27%、クロラムブシルでは僅かに2%でした(P<0.0001)。

この試験は現在も進行中です。最終的な試験結果は今年後半に発表される見込みです。

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