HDL(善玉)コレステロール・apolipoprotein A1とLDL(悪玉)コレステロール・apolipoprotein Bの比によって心臓発作の発現リスクを予想できる
Free!最初の心臓発作をおこした患者15,152人と心臓疾患ではない人14,820人を対象にした世界52カ国での調査(INTERHEART study)から、HDL(善玉)コレステロール・apolipoprotein A1とLDL(悪玉)コレステロール・apolipoprotein Bの比によって心臓発作の発現リスクを予想できるとわかりました。
European Society of Cardiologyの2004年年次総会で発表された研究成果です。
apolipoprotein Bとapolipoprotein A1の比が1:2である人は心臓発作を起こすリスクが低く、1:1以上である人は心臓発作をおこすリスクが高いという結果となりました。
現在のコレステロールテストは12時間絶食する必要がありますが、apo B/apo A1比を測定するテストは絶食せずともいつでも実施可能です。
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