Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

Forest社 全般性不安障害の治療で効果は同等だが有害事象はPaxilの方がLexaproより多い

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2004-03-18 | コメント

2004年3月15日、Forest Laboratories社は全般性不安障害(GAD)を対象にしたLexapro (escitalopram oxalate) とPaxil (paroxetine hydrochloride) の6ヶ月の比較試験結果をマイアミで開催されたAnxiety Disorders Association of Americaで発表したことを明らかにしました。


この結果LexaproとPaxilの有効性は同等でしたが、Paxilの方が有害事象による脱落(6.6% vs. 22.6%)と有害事象が多いという結果となりました。どちらかの治療群で20%以上おきた有害事象のうち吐き気だけがLexapro群で多くなっていました。

そのほか大部分の有害事象はPaxilの方が多いという結果になっていました。たとえば射精障害(30% vs. 15%)、無オルガズム症(26% vs. 6%)、性欲低下(23% vs. 5%)、不眠(26% vs. 15%)、頭痛(21% vs. 12%)などがPaxilで多くなっていました。

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