Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

葉酸は確実に胎児の神経管欠損症を予防している

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2003-11-09 | コメント

カナダでは1998年から小麦粉を葉酸(Folic Acid)で補強することが義務付けられました。カナダケベック州において、葉酸補強が義務付けられる前(1992-1997年)と比べて葉酸補強が義務付けられた後(1998-2000年)の胎児神経管欠損の発現率はおよそ32%低下していたという研究成果がBirth Defects Research Part A: Clinical and Molecular Teratologyの2003年10月30日のオンラインバージョンに発表されています。


今回発表された成果から、日本ではさほど普及していませんが、葉酸は確実に胎児の神経管欠損を予防する作用があることが確認されました。

また葉酸を強制的に小麦粉に混ぜることが始まってから心臓発作や脳卒中の発現率がおよそ25%低下したと考えられています。

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