パーキンソン病の線条体体のドパミン神経の脱落率測定
Free!パーキンソン病(PD)患者32人と健常人24人を対象にして脳線条体でのドパミントランスポーターによる[123I]beta-CITの取り込み量を1-4年間SPECTで測定したところ「PDにおける線条体[123I]beta-CITの取り込み量は毎年11.2%低下しており、年間のドパミン神経損失率は健常人に比べて有意に高い」という結果となりました。
2001年12月のNeurology誌に発表された結果です。
健常人での[123I]beta-CITの取り込み量低下率は年間およそ0.8%でした。
[123I]beta-CIT取り込み量と症状重症度は相関したものの、毎年の[123I]beta-CIT取り込み低下量と臨床症状の悪化に相関はありませんでした。臨床症状は12時間ドラッグフリーの状態にした後で測定しています。
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