特定のエストロゲン遺伝子型をもつ人は心臓発作を3倍おこしやすい
Free!1971-1998年に実施されたFramingham Heart Studyに参加した人の子供(男性875人、女性864人)を対象にした試験から「エストロゲン受容体の一つ・ESR1に特定の遺伝子変異がある人は3倍心臓発作をおこしやすい」という結果となりました。
200311月5日のJAMA誌に発表された成果です。
被験者の20%が、2対あるESR1遺伝子の両方に特定の遺伝子変異を有していました。この20%の人は3倍心臓発作をおこしやすいという結果となりました。ただし、主に心臓発作のリスクが高くなるのは男性でした。女性でもその傾向はあったものの、男性ほど強い相関は認められなかったとのことです。
- Gene Variation Raises Heart Attack Risk / HealthDay
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