院外心停止のしつこい心室細動に除細動器2台使用やパッド貼付位置変更が有効
Free!院外心停止患者の心室細動に電気ショックが歯が立たないことは除細動技術の進歩にもかかわらず依然としてよくあります。
院外心停止患者のそういうしつこい心室細動に2つの除細動手段・Double sequential external defibrillation(DSED;2つの除細動器からショックを続けざまに放つ)やvector-change (VC;2つのパッドの貼り付け場所を胸と背中に変える) がより有効なことがカナダでの無作為化試験DOSE VFで示されました。
主要転帰・生存退院率はDSED群30%、VC群22%、昔ながらの除細動群13%でした。
DSEDは良好な神経転帰の割合も昔ながらの除細動を上回りました。VC群はそうではありませんでした。
- ・ ジャーナル > 総合医学誌 > New England Journal of Medicine(NEJM)
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