脾臓からインスリン産生細胞
Free!「試験的に1型糖尿病(免疫がインスリン産生細胞を攻撃することが原因でおきる自己免疫疾患の一つ)にしたマウスに健康なマウスの脾臓細胞を注射すると、脾臓細胞自らがインスリンを作るようになり、1型糖尿病マウスの血糖値は正常化した」という研究成果が2003年11月14日のScience誌に発表されています。
脾臓のどの細胞でもインスリンを産生するというわけではなくCD45という分子がない脾臓細胞のみがインスリンを産生しました。インスリンを産生するようになった脾臓細胞は、長期間にわたって1型糖尿病マウスの血糖値を改善しました。
- Breakthrough sparks diabetes hope / BBC
- Researchers Cure Diabetes in Mice / HealthDay
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