Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

卵巣ガンを対象にしたpemtumomabの3相試験は2004年に終わる予定

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2002-08-21 | コメント

2002年8月20日、イギリスに本社を置くバイオベンチャー・Antisoma社(LS:ASM)は、卵巣ガンを対象にしたpemtumomabの第3相試験は2004年上半期中に終わる予定であると発表しました(2002年8月20日プレスリリース)。

第3相試験には合計420人の卵巣ガン患者が参加する予定です。この420人を2群に分けて、一方にはpemtumomab+スタンダードな抗癌剤を投与し、一方にはスタンダードな抗癌剤のみを投与し、両群で生存日数を比較します。試験は死者の数が両群通じて116人に達した時点で終了する予定です。

ガン細胞の細胞膜表面にはムチン(mucin)というタンパク質の変異型が存在します。pemtumomabはこの変異型ムチンを標的としたモノクローナル抗体にYttrium-90という放射性同位体をくっつけた「ガン原子爆弾」です。ガン細胞の細胞膜表面に特異的に存在する変異型ムチンをターゲットとするため正常細胞への影響は少ないと考えられています。

(2002年8月26日Bioventurenews)

Antisoma社
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