ヒストン脱アセチル化酵素3抑制が迂回路形成により脊髄損傷マウスの動作を改善
Free!神経のヒストン脱アセチル化酵素3(HDAC3)を抑制し続けることで神経突起がよく伸びて迂回神経路が形成されて脊髄損傷(SCI)マウスの身のこなしが改善しました。
HDAC3の抑制とKCC2活性化薬CLP-290の併用で迂回路の機能が一層改善することも示されました。
SCIは脊髄回路の興奮/抑制比を乱し、KCC2活性化薬CLP290はその乱れを正すことがしられています。そこで研究チームはHDAC3抑制とCLP290の併用を思いつき、予想通りSCIマウスの身のこなしがその併用で一層改善しうることが示されました。
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