Novartisの新生児/乳児用のマラリア薬Riamet Baby (Coartem Baby) をスイス承認
 ・ スイスでの承認の意義やRiamet Babyの成分について追記しました。
進行した全身性肥満細胞症の患者へのCogent社のKIT D816V阻害剤Ph2結果有望
 ・ ベズクラシチニブ→ベズクラ”ス”チニブに訂正しました。
Moderna社がインフル/コロナ組み合わせワクチンの米国承認申請取り下げ
 ・ Ph3試験のリンクの間違いを訂正しました。

免疫チェックポイント阻害薬絡みの1型糖尿病をJAK阻害薬で予防しうる

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2025-07-09 | コメント

Merck & CoのKeytruda(pembrolizumab)やBristol Myers Squibb(BMS)のOpdivo(nivolumab)などの免疫チェックポイント阻害薬(ICI)使用癌患者の100人に1人か2人ほどに1型糖尿病(T1D)が生じます。

そういうICI絡みのT1D(ICI-T1DM)では2つのサイトカイン・IL-21とIFN-γを発現するCD4+濾胞性ヘルパーT細胞(Tfh)が幅を利かせていることが判明し、それらのサイトカインがICI-T1DMでの自己免疫に寄与していることが示されました。

そうとなればIL-21とIFN-γの信号伝達のどちらも阻害しうるJAK阻害薬(JAKi)でICI-T1DMを防げそうであり、マウスで調べたところ果たしてJAKiのICI-T1DM予防効果が認められました。

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