免疫チェックポイント阻害薬絡みの1型糖尿病をJAK阻害薬で予防しうる
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そういうICI絡みのT1D(ICI-T1DM)では2つのサイトカイン・IL-21とIFN-γを発現するCD4+濾胞性ヘルパーT細胞(Tfh)が幅を利かせていることが判明し、それらのサイトカインがICI-T1DMでの自己免疫に寄与していることが示されました。
そうとなればIL-21とIFN-γの信号伝達のどちらも阻害しうるJAK阻害薬(JAKi)でICI-T1DMを防げそうであり、マウスで調べたところ果たしてJAKiのICI-T1DM予防効果が認められました。

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Polyfunctional IL-21+ IFNγ+ T follicular helper cells contribute to checkpoint inhibitor diabetes mellitus and can be targeted by JAK inhibitor therapy. bioRxiv. December 03, 2024
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Polyfunctional T follicular helper cells drive checkpoint-inhibitor diabetes and are targeted by JAK inhibitor therapy. JCI Insight. July 8, 2025
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