Novartisの新生児/乳児用のマラリア薬Riamet Baby (Coartem Baby) をスイス承認
 ・ スイスでの承認の意義やRiamet Babyの成分について追記しました。
進行した全身性肥満細胞症の患者へのCogent社のKIT D816V阻害剤Ph2結果有望
 ・ ベズクラシチニブ→ベズクラ”ス”チニブに訂正しました。
Moderna社がインフル/コロナ組み合わせワクチンの米国承認申請取り下げ
 ・ Ph3試験のリンクの間違いを訂正しました。

塗るMEK阻害剤NFX-179がマウスの皮膚扁平上皮癌を毒性なしで予防した

Free!
2023-10-14 | コメント

皮膚扁平上皮癌(cSCC)は米国で2番目に多く発生している皮膚癌で、毎年およそ70万人に生じます。cSCCは前駆病変・日光角化症(AK)の進展の果にしばしば発生します。

米国フロリダ州Moffitt Cancer CenterのチームがNFlection Therapeutics社と協力して取り組んだ研究によりMEK阻害剤NFX-179塗布のcSCC発生を減らす効果がマウス実験で示されました。

NFX-179は皮膚のMAPK経路に限って抑制し、全身循環に長居して害を及ぼすことがないように肝臓で速やかに代謝されます。NFX-179を塗ったマウスに毒性は認められませんでした。

NFX-179の別の用途・皮膚神経線維腫症(cNF)治療のPh2b試験が済んでおり、NFlection社によるとプラセボを上回るcNF縮小効果が認められています。

関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。