視床の電気刺激で最小意識状態の男性の意思疎通能力や行動能力が改善した
- 2007-08-03 - 重度の脳損傷(脳外傷)によって6年間にわたって殆ど意識が無く、口もきけなかった最小意識状態の男性が、視床の電気刺激によって家族と会話して意思疎通したり行動したりできるようになりました(1)。
*最小意識状態(minimally conscious state、MCS):自己や環境を認識していることを示す証拠が断続的に認められる(=植物状態とは異なり、たまに覚醒や組織的な行動が認められる)ことで特徴付けられる状態(2)。 (9 段落, 1519 文字) - [全文を読むには有料会員登録が必要です]
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