大腸癌と古細菌メタノブレビバクター スミシーが関連
Free!人の腸内細菌の多くと数々の疾患の関連がいまや判明しています。しかし古細菌のヒト疾患への寄与はいまだ謎に包まれています。
締めて2千人弱の19試験の結果を使って病人の古細菌の顔ぶれを調べたところ大腸癌患者がより多く宿す古細菌が見つかりました。
メタノブレビバクター スミシー(Methanobrevibacter smithii、M smithii)というその古細菌とフソバクテリウム ヌクレアタム(Fusobacterium nucleatum)などの大腸癌誘発細菌がお互いに為になる相利共生のやり取りをすることも示されました。
先立つ他の研究でもM smithiiと大腸癌の関連が示されています。たとえば大腸癌患者748人、アデノーマ患者471人、健康な882人を調べた去年暮れの報告(October 25, 2024)によると大腸癌患者にM smithiiがより集っていました。また、M smithiiと大腸癌以外の病気の関連も報告されています(Obesity. 2015、PNAS. 2007)。
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