Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

嗅覚に関わる受容体の特徴の解析/Cell誌

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2004-06-28 | コメント

Yale Universityの研究者等が、ショウジョウバエの嗅覚受容体の働きを系統的に解析しました。


研究成果が2004年6月25日のCell誌に発表されています。

ショウジョウバエの触覚には32種類の匂い受容体を有しています。イェール大学の研究者等は、これらの受容体の遺伝子に変異をおこして、それぞれの受容体がどの匂いを感知しているかを解析しました。

この結果、多数の匂いに強く反応する受容体がある一方で、1つの匂いにしか反応しない受容体もありました。匂いにまったく反応しない受容体もありました。多数の受容体を活性化する匂いもあれば、ひとつの受容体しか活性化させない匂いもありました。また、反応の仕方も受容体毎に違っており、他の受容体によって活性化される受容体もあれば、活性が阻害される受容体もありました。

研究者等はそれぞれの受容体が発現している受容体をマッピングしており、今後はこのマップを用いて匂いの受容の仕組みを詳しく調べていく予定です。

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