アスピリンは卵巣ガンの増殖を抑制する
Free!「研究室で培養した子宮ガン細胞にアスピリンを投与すると癌細胞の増殖を約70%(68%)抑制できた」という研究成果がUniversity_Of_South_Floridaの研究者等によって2002年10月のObstet Gynecol誌に発表されました。
また、癌細胞の細胞膜表面のあるHER-2/neuという受容体を攻撃するモノクローナル抗体と共にアスピリンを投与したところ癌細胞の増殖を84%抑制できたとのことです。
子宮ガンは症状が無いため発見が遅れがちです。アメリカで2002年に新たに子宮ガンを発病した人は23,300人と推定されています。また、2002年だけでアメリカ人女性の14,000人が子宮ガンで命を落としました。
Aspirin-induced inhibition of ovarian tumor cell growth.
Obstet Gynecol. 2002 Oct;100(4):677-82
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=12383533&dopt=Abstract
Aspirin Inhibits Ovarian Cancer Growth, Lab Study Finds
http://www.sciencedaily.com/releases/2002/11/021107074244.htm
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