キトサンで子宮粘液を一時的に濃くすることで精子を阻止〜避妊法として有望
Free!真菌細胞壁や甲殻類の殻から抽出したキチンの脱アセチル化で得られる高分子・キトサンで子宮粘液を一時的に濃くすることで精子を阻止しうることが雌羊の実験で示されました。
キトサンのゲルを投与したところ非投与に比べて子宮内の精子数を平均で98%減らすことができました。
望まない妊娠の予防法となりうるその技術を更に検討して臨床試験段階に進めることを目指す会社Cirqle Biomedicalが設立され、早くも同社は今夏2022年7月に女性の医療に取り組むOrganon社と提携しています。
Cirqle社はOrganon社からひとまず1000万ドルを受け取って前臨床開発を担い、Organon社が全世界での開発や販売を担当します。Cirqle社は開発の進捗に応じて最大3億6000万ドルを手にすることができます。
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