Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

Atrix社 前立腺ガン治療薬Eligardが米FDAより販売承認取得

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2003-02-21 | コメント

2003年2月20日、MediGene社とAtrix社(ATRX)は、leuprolideの効果が4ヶ月間持続するデポ剤・Eligardが前立腺ガンの治療薬として米国FDAから販売承認されたと発表しました(プレスリリース)。

leuprolideは黄体形成放出ホルモン(LH-RH)のアナログです。LH-RHは下垂体にあるLH-RH受容体に作用して黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモンの分泌を促し、精巣でテストステロンが産生されます。

LH-RH受容体を刺激するとテストステロンが分泌されますが、持続的にLH-RH受容体を刺激すると逆にLH、FSHの分泌量が抑制されてテストステロンの産生が低下します。leuprolideはLH-RH受容体を持続的に刺激してガン増殖効果のあるテストステロンの産生を抑制します。

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