Metsera社の超長持ちなアミリンの類いがGLP-1薬に比肩する体重減少を示した
 ・ 誤解を訂正しました。8.4%の体重減少がプラセボ群の体重変化と差し引きである旨追記しました。
基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。

頭頚部癌を対象にしたMultikineの第2相試験で予定患者数に到達

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2002-10-17 | コメント

2002年10月15日、バージニア州に本社をおくバイオベンチャー・CEL-SCI社(CVM)は、頭頚部ガンを対象にした第2相試験で、予定した患者数52人にMultikineの投与を完了した発表しました(2002年10月15日プレスリリース)。

第2相試験では手術または放射線療法とMultikineの治療を52人の頭頚部癌患者に施し、Multikineの癌再発予防効果と生存日数改善効果を調べます。この試験に参加したある施設でMultikineの投与を受けた8人の患者は、頭頚部癌の再発もなく全員が2年以上生存しているとのことです。その8人の患者と同程度重症な頭頚部癌患者の2人に1人は治療後18-24ヶ月で再発するというデータと比べると、Multikineには再発防止効果があると期待できます。

Multikineは免疫細胞から分泌される様々な免疫活性化物質(interleukins、interferons、chemokines、colony-stimulating factors)を精製した天然由来の抗癌剤です。

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