アメリカの医師が、子宮内にいる妊娠30週目の胎児にステントを設置する手術に成功
Free!アメリカの医師が、子宮内にいる妊娠30週目の胎児にステントを設置する手術を成功させました。
この胎児は、正常な中隔を有する左心低形成症候群(HLHS)という先天的な心臓の欠陥を有しており、心房中隔の穴があいた状態を支持するために小さなメッシュチューブが心臓に移植されました。
既にこの胎児・Grace VanDerwerkenちゃんは1月10日に無事出産しています。手術後に3回の心臓修復手術をしなければなりませんでしたが、Children's Hospitalによると「信じられないぐらい順調に回復している。正常な中隔を有するHLHSの幼児でこんなに回復が早いケースは初めて。」とのことです。
4-6ヵ月後に再度来院し、第2ステージの手術を受ける予定とのことです。
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