基底細胞が小細胞肺癌の起源となる
 ・ 表現を訂正しました(基底細胞こそタフト様を含むSCLCの起源→基底細胞がタフト様を含むSCLCの起源となる)
妊娠糖尿病を生じる恐れが大きい女性への食事習慣や運動の指南の効果示せず
 ・ 食事習慣の説明を加えました。
慢性鼻副鼻腔炎の手術治療が抗菌薬クラリスロマイシン投与に勝る
 ・ 関連ニュースを追加しました。

アスピリンによる喘息は免疫抑制剤・タクロリムスで治るかもしれない

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2005-01-03 | コメント

アスピリン服用でおきる喘息の明確な機序は不明です。しかしながら、アスピリン服用によっておきる気道でのロイコトリエン大量分泌が喘息をおこすのではないかと考えられています。


アスピリンによる喘息の患者12人を対象にしたプラセボ対照クロスオーバー・アスピリンチャレンジ試験で、免疫抑制剤・タクロリムス(tacrolimus)は尿中ロイコトリエンレベルを低下させて気道の収縮を防ぐ作用があるという結果が得られました。

被験者はプラセボまたはtacrolimusを服用2時間後にアスピリンを服用し、尿中ロイコトリエンレベルと気道の収縮度が測定されました。その結果、予めtacrolimusを服用するとロイコトリエンレベル上昇と気道の収縮が抑制できました。

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